中学1~3年生5名の岩手のなでしこ留学体験レポート、第3段はハーバード大学ツアー編です。
このプログラムECボストンは、午前中英語クラス、
午後は、各国から参加した同年代の仲間たちと
ボストン市内への小旅行へ出かけます。
1日目は、”ハーバード大学へのツアー”でした。
カフェテリアでランチをすませ、1時25分中庭に集合です。
ECのイメージカラーのオレンジ色のポロシャツを着た方々が、午前中のクラスの先生で
あり、午後は案内役をしてくれます。 ハーバード大学までは、
”T”の愛称で親しまれるボストンの地下鉄で移動します。
ハーバード大学のあるケンブリッジまでは、電車を1度乗換えをして
到着します。”T”には、レッドライン、グリーンライン、ブルーライン、
オレンジライン、シルバーラインの5つの路線があり、駅は壁にそれぞれの
色を塗ってあるので、分かりやすく工夫されていると感じました。
初めはドキドキしながら乗っていた中学生ですが、何度か乗っているうちに
”もうTは自分たちで乗れる!”と自信あり気になってきました。。
10代の吸収力、順応力には関心します。
さて、この日は2~3グリープ30人以上同じ目的地、ハーバードに向かって
いたので、地下鉄も各国から集まった若者で賑やかでした。
そうこうしているうちに30分ほどでハーバード駅に到着です。
いわずと知れた名門ハーバード大学。
ここは、ケンブリッジという街にあり、ハーバード周辺はカフェや
ショップが立ち並ぶ大学街、散策も楽しいようなキレイな街並みでした。
ハーバード大学キャンパス内は、現役ハーバードの大学生が主要な
建物を英語で案内してくれました。
ハーバード大学は、1636年に創立されたアメリカで最古の
そして、アメリカ最高峰の大学ですね。
アメリカが独立する100年以上も前、イギリスの植民地だった頃に
宗教的指導者の養成を目的に、創立されたそうです。
創立者は、John Harvard氏。
”Harvard”のTシャツを着た彼が、ガイド役の現役ハーバード生です。
賢そう。いえいえ、賢いのです。
構内の、ホール、サイエンスセンター、教会、美術館など、建物を巡りながら
ツアーをしてくれました。
キャンパス内は、広々として緑が美しく、芝生に寝そべる人の姿や
語らう人々の姿があり映画の中の1シーンのよう。
ハーバードとまでいわなくても、大学で学びたい、
学問を深めてみたい・・・わが中学生たちは感じたかな?
心に響く経験は、何年経っても思い出したり、気づきがあったり
するものですから、この経験全てが未来への投資だと思います。
キャンパス内を歩いてまわり、最後はクープ(生協)で買い物の
時間。
夕方4時ごろ。「では、今日のプログラムはこれでおしまい。さようなら。」
ということで、現地で自由解散です。ここから自分で帰るように、という
わけです。
2日目も、3日目もそのように現地解散、中学生たちは、戸惑ったようです。
ここでも、(人の後をついていくのではなく)各人が自主的に行動することが
求められます。
さて、このエクスカーションは月曜日~金曜日まであります。
私が参加させてもらったのは、この日のハーバードツアーだけでしたが、
その後中学生たちは、
火曜日 科学博物館
水曜日 ダックツアー(チャールズ川をボートでツアー)
木曜日 ニューベリー通り近辺散策、ショッピング
金曜日 ビーチ・・・の予定が悪天候のため、映画会
に参加していきました。
なでしこたちは、「毎日予定があって、疲れてきたな~。」
と週半ば頃に言っていましたが、それでも楽しそうに、
その日の”ビックリ!”や”プチ事件”、体験を話していました。
彼女たちにとって、全てが経験、全てが宝物なのです。
こうして、1日目は終了しました。
(次回へ続く・・・)