ボストンとその周辺都市の人口って?
2021年時点で、ボストンの人口は、65.48万人とされています。そのうち約25万人が学生だとされています。なので、約3人に1人が学生だという計算になります。なので、ストリートやカフェなど、至るところで学生の姿を目にすることができます。ボストンに住む人達の平均年齢が約32歳と言われますので、いかに若い人達のエネルギーが満ち溢れた町かということが想像できると思います。
ボストン市内加え、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学のあるケンブリッジ市など半径25マイル(40km)以内には、なんと教育機関が120近くあります。なので、ボストンは、全米のみならず「世界の教育のメッカ」と言ってもよいでしょう。
下記に、ボストンで留学をする際に、当サポートのお客様達が生活したり通ったりする代表的な都市を紹介します。
※下記の人口統計は、2018年時点のものとなります。
●ボストン市(人口68.8万人)
ボストン市のみの人口は、約69万人程です。日本の同じ様な人口の都市は、静岡市(人口約70万人)岡山市(人口約72万人)となります。一見すると、ボストンは小さな都市に見えます。
しかし、ボストンは、マサチューセッツ州、メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、ロードアイランド州、コネチカット州の6州を合わせた人口約1,500万人のニューイングランド(New England)地方の中核都市として繁栄しています。
●ケンブリッジ市(人口11.2万人)
ケンブリッジ市は、ボストン市の北部に位置します。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)などの世界的な大学のキャンパスがあることで有名です。全米のみならず世界中から優秀な大学生や研究者が集まってきます。
地下鉄レッドラインのポータースクエア駅には、和食のレストランや日本のラーメン屋さんなどがあるので、ボストンに留学や駐在する日本人の間ではとても人気の場所です。
●クインシー市(人口9.4万人)
クインシー市は、第2代大統領ジョン・アダムズと第6代大統領ジョン・クィンシー・アダムズの二人のアメリカ大統領を輩出した町として有名です。なので、「大統領の街」(The City of Presidents)の愛称で呼ばれています。
地元のクインシーカレッジやマサチューセッツ州立大学ボストン校に通う大学生がよくアパートを借りて住むエリアとしても人気の場所です。地下鉄レッドラインのクインシーセンターからボストンのダウンタウンまでは約20分ほどでアクセスすることが可能です。
●ブルックライン市(人口6万人)
ブルックラインは、第35代アメリカ大統領のジョンFケネディ大統領が生まれた町として有名です。ボストンには、地下鉄グリーンラインに乗車すれば10分程でアクセスすることも可能な便利なエリアです。
また、ハーバード大学のメディカルスクール、チルドレンズ病院、ベス・イスラエル病院などボストンの医療の要の地域にも地下鉄や車で簡単に移動でき、医療関係者の滞在には人気のスポットです。
●モールデン市(人口6万人)
モールデンは、ボストンの北に4~5マイルほどの場所にあります。地下鉄オレンジラインのオークグローブ行きに乗るとダウンタウンの駅から20分程でモールデンセンターの駅に到着します。
ボストンのダウンタウン周辺の語学学校に留学する人達の多くが、モールデン周辺のホームステイに滞在しています。
ボストン周辺の大学のノーベル受賞者数TOP3とは!?
人口わずか70万人のボストンとその周辺の小さな町(例:ケンブリッジ市)から、ノーベル賞受賞者が2016年時点で240名以上出ています。人口1億2000万人の日本でも合計で25名と考えると、ボストンが、いかに学術的に飛びぬけた都市であるかがわかることでしょう。