ボストンの物価・生活費の説明

アメリカ・ボストンの物価って高いそれとも安いの?

ボストンは、アメリカでも最も歴史のある町の1つです。市内には多くの赤レンガの歴史的な建物を目にすることができます。そして、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)などの名門大学のキャンパスも周辺にあります。
そんなボストンの生活する上での物価に関する情報を紹介いたします。

●ボストンの物価&生活費その1:アパート代

アメリカ・ボストンの物価、賃貸料

ボストンのアパートの家賃は、ニューヨークやサンフランシスコなどの町と比較すれば高くはないと言われます。しかし、日本の東京や大阪と比較すると、アパートの賃貸料はかなり高いと言えます。
2019年の時点でも、ボストンのスタジオタイプ(ワンルーム)の1カ月の家賃が平均でも約1500ドル/月です。2ベッドルームともなれば2000ドル/月を越えてしまうそうです。

ボストン市内では、景観を守るために、古い建物を維持しているエリアが多いです。ですので、簡単に高層マンションを建てられない事情がある様です。これは、日本の歴史の町の京都とも似ています。

ただ、長期でボストンに滞在する留学生は、費用を抑えて生活するために、郊外のアパートや一軒家を、アメリカ人とシェアしたりしています。その場合、家賃と光熱費込みで600~700ドル/月というケースもあります。

また、ボストンへの語学留学をする場合は、学校が紹介するホームステイや学生寮で生活する人達が多いです。滞在費には、朝食代や夕食代が含まれるケースが多いです。

【参考価格】

・アパート(シングルルーム)$1500/M
・アパート(2ベッドルーム)$2000/M
・郊外ルームシェア     $700/M
・ホームステイ(食事付き) $1100/M

(2019年時点)

●ボストンの物価&生活費その2:交通費

アメリカ・ボストンの物価、地下鉄代

ボストンの地下鉄やバスを、それほど高いと感じる日本人は少ないと思います。その理由の1つは、日本の東京や大阪の様に、JR、私鉄、地下鉄、バスなど個別に定期券を買う必要がないためです。アメリカのボストンでは、マサチューセッツ港湾交通局(Massachusetts Bay Transportation Authority: MBTA) という公共交通サービスが地下鉄もバスも運営しています。Monthly Lined Pass(1カ月間、地下鉄とバスが乗り放題の定期カード)購入すると、区間内であれば乗り放題です。2019年時点では1カ月分の定期カード代が90ドル/月となっています。

●配車サービスのUber

アメリカ・ボストンの物価、Uberで生活費をダウン

ボストンでの生活は、基本的には地下鉄とバスを使えば不自由することなく生活できます。
ただ、これらの公共の交通機関が整っていない郊外へ行く場合には、車が必要となります。

日本ですと、2019年時点では、政府の規制もあり配車サービスのUberの様なサービスは普及していません。
その結果、タクシーでの移動が主流となります。しかし、政府の規制のないアメリカにおいては配車サービスのUberがとても人気です。

日本のタクシーよりも、アメリカでは大幅に安い値段でUberなどで移動をすることができます。

【参考価格】

・地下鉄&バス定期カード $12.75/日
・地下鉄&バス定期カード $22.50/週
・地下鉄&バス定期カード $90.00/月

(2019年時点)

●ボストンの物価&生活費その3:食費

アメリカ・ボストンの物価、レストラン編

ボストンには、色々な国からの留学生や観光客がやってくるので、様々なタイプのレストランがあります。特に、地元のボブスターやオイスターが食べられるシーフードレストランが人気です。その他にも、イタリア料理が食べられるノースエンド、ダウンタウンの中華街、そしてポータースクエアの日本食エリアなどもあります。

マクドナルドなどのファストフードでの食事の場合は、チップは不要です。しかし、アメリカでは一般的なレストランの場合は、通常、食事代の15~20%のチップを支払う必要があります。ですので、1食レストランで食事をするだけでも、ボストンでは15ドルくらいは必要だと言われます。

費用を抑えてボストンの留学生活を送られたい場合は、朝食と夕食付きのアメリカ人の宅でホームステイ生活するのがよいかと思います。

【参考価格】

・レストランの食事代: $15.00
・マクドナルドのセット:$8.00
・地ビール(0.5L):   $7.00
・コーラ(0.33L):   $1.91

(2019年時点)

●ボストンの物価&生活費その4:娯楽代

アメリカ・ボストンの物価、娯楽に使う費用

ボストンでは、アート鑑賞からスポーツ観戦まで様々な楽しみ方をすることができます。

【参考価格】

・映画館チケット $14
・大リーグ観戦  $21-$161
・ボストン美術館 $25

(2019年時点)

●ボストンの物価&生活費その5:物価の安いスポット

ボストン市内の物価は、決して安いとは言えません。ただ、その中でも、物価の安いスポットも存在します。ここでは、ボストンで生活される方におススメの2つのスポットを紹介します!

➊ チャイナタウン (Chinatown)

アメリカボストンの中華街の風景
ボストンのチャイナタウンは、ダウンタウンの中心地から徒歩で歩いて気軽に行けるエリアにあります。チャイナタウンには、色々なジャンルの中華料理店があるのに加え、費用の安い食材が手に入る中華系のスーパーがいくつかあります。お肉、野菜、魚、調味料など色々な食材を入手できます。

【アクセス方法】

・地下鉄オレンジラインのChinatown駅下車
・地下鉄グリーンラインのBoylston駅下車
・地下鉄レッドラインのSouth Station駅下車

➋ ヘイマーケット(Haymarket)

アメリカ・ボストンのヘイマートの風景
ボストンでは、毎週金曜日と土曜日にヘイマーケットで青空市が開催されています。このヘイマーケットでは、形が変だったり、少し傷んではいるものの問題なく食べられる果物や野菜、そして魚類や肉類が売られています。一般的には、物価の高いボストンでは、この様な青空市場を活用することで、費用を抑えた生活が可能です。

【アクセス方法】

・地下鉄グリーンライン、ブルーラインのGovernment Center駅下車
・地下鉄グリーンライン、オレンジラインのHaymarket駅下車

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