#07 ボストン市民に憩いの公園
ボストンで学ぶ学生は、語学学校の留学生だけでなく、全米から集まるアメリカ人の学生も多くいます。彼らは、よく勉強をします。でも、学校での勉強と生活のバランスをよくとっています。なぜ、そんなことが可能だと思いますか?私は、ボストンは、都会でありながら、町の中に大きな公園がいくつもあるからだと思います。ここでは、ボストニアン(ボストン市民)に愛される公園を紹介します。
【ボストンコモン&パブリックガーデン】
ボストンコモンとパブリックガーデンというボストンを代表する公園は、ボストンのダウンタウンのど真ん中に位置します。ボストンコモンは、アメリカ最古の公園としても有名で、その歴史は1634年にまで遡ります。かつて、宗教弾圧を逃れイギリスから移住してきた清教徒ピューリタンの人達がこの地で集会を開いて、将来のアメリカをどうしていくかなどについて討論していた場所です。
今日では、ボストン市民の憩いの場として、愛されている公園です。公園内を歩いていると、音楽大学の学生が、生演奏をしていたりもします。
週末には、ボストンの学生達が草サッカーやバトミントンをしたり、のんびり芝生に寝転がっている風景も見られます。平日は、大学や語学学校の勉強で忙しい彼らですが、週末は公園で思い思いの楽しみ方をしています。
ボストン留学中には、夕暮れ時に、公園内を一人散歩してみるのも素晴らしいと思います。
【アクセス方法】
地下鉄レッドライン&グリーンライン、パークストリート駅下車
【フェンウェイ公園】
もう1つの公園がフェンウェイ公園です。フェンウェイ公園は、ボストンレッドソックスの本拠地のフェンウェイ球場とボストン美術館の中間点にあります。ボストンコモンと比べると少し町の中心から離れた場所にあるので、観光客がそれ程多くいない分、ボストンで生活している学生達がよく公園内にいます。
公園内には、緑が多くリスや野生の鳥を見ることができます。
観光ガイドには載っていないキレイな景色が沢山あるので、ボストン留学生活が慣れてきた頃には、ぜひ一度フェンウェイ公園を散歩してみるのをお薦めします。
【アクセス方法】
地下鉄グリーンライン、ケンモア駅下車