~目 次~
–はじめに
●初級編
・1.【Webマンガ】大学留学成功のコツ
・2.日本とアメリカの大学システム7つの違い
・3.アメリカの大学の特徴・費用・入学方法
・4.アメリカ大学留学でボストンが選ばれる理由
●中級編
・5.TOEFL免除で条件付き入学
・6.コミカレから四大編入で留学費用をダウン
・7.ボストン周辺の大学情報
●上級編
・8.【動画集】大学留学の成功ポイント
◆◆プロフィール◆◆
・プロフィール
・自身のアメリカ大学留学の経験を、次世代に伝えたい!
–まとめ
はじめに
アメリカの大学は日本人にとって、よく「入学するのは簡単だけど、卒業するのは難しい」と言われます。
しかし、具体的に「どこが、どの様に難しいのか?」、そして「どう対処したら、英語にハンディのある日本人が成功できるか?」という質問に答える人は、多くありません。
実は、私自身、英検4級レベル(ペーパー式TOEFL317点)で高校卒業後に渡米し、英語もアメリカの教育の知識も、ゼロに等しい状態で渡米した経験があります。
現地のコミュニティカレッジに進学後、4年制の州立大学に編入して、社会学部の学部代表として卒業することができました。
自らの経験となりますが、今後、アメリカの大学留学にゼロからチャレンジしようとする方に、経験やノウハウの全てをお伝えし、私以上の大学留学での成功のステップを踏んでいって頂ければと思ってます!
Webマンガ
これから、アメリカの大学にチャレンジしようと思っている方の中には、アメリカの大学の授業についていけるのか、不安だという方も少なくないと思います。
かつての私も、そうでした。
日本の暗記中心の教育では、自分の意見を述べたことなど、ほとんどありませんでした。しかし、アメリカの大学教育では、What’s your opinion? (あなたの意見は何?)という質問は常にされます。
私自身が、アメリカの大学で学ぶことの楽しさに、生まれてはじめて気づいた経験を6ページ程のWebマンガにしましたので、ぜひご覧になってください!
日米の大学システム
アメリカの大学への留学を検討する上で、最初に知っておくべきことは何だと思いますか?
それは「日本とアメリカの大学システムの違い」をしっかりと理解することです。
まず、アメリカの大学には、日本の大学の様な入学試験は存在しません。その変わりに、各大学のアドミッションオフィスという入学に関わる事務局へ、必要書類を送るだけで入学が許可されてしまうケースが多いです。
また、学部の選択も、日本の様に入学前に決定するのでなく、リベラルアーツという一般教養を学び、自分の関心分野を見つけた後に、決定することができるのも、日本の大学と異なる点です。
アメリカの大学のメリット・費用・入学方法
あなたは、アメリカにいくつの大学があるか、ご存じでしょうか?
その数は、2年制と4年制の大学を合わせると4000校以上だと言われます。
実際に、それほど多くの大学の中から、自分にとってベストの大学を見つけることは、あなたの留学を成功に導く上でとても重要なポイントです。
このページでは、あなたにとって最適のアメリカの大学を見つけるのに、知っておくとよいポイントを紹介します。
アメリカ大学留学でボストンが選ばれる理由
アメリカの中でも、ボストンはハーバード大学、マサチューセッツ工科大学など数多くの大学が集まっています。
人口70万人の20万人以上が学生だとも言われます。
ボストンの大学を進学先に選ぶとよい8つの理由を、ここでは解説します。
TOEFL免除で条件付き入学
一般的に、アメリカのカレッジや大学への進学には、TOEFLの公式スコアの提出が求められています。
しかし、海外経験のない方にとってみるとTOEFLのスコアを取るということは、楽なことではありません。
ただ、語学学校が提携しているカレッジなどには、語学学校のコースである一定レベルまで到達することを条件に、TOEFLスコアの提示なしで進学が可能です。
場合によっては、カレッジからの条件付き入学(Conditional Acceptance)の許可書を、渡米前に入手することも可能です。
コミュニティカレッジ(コミカレ)
アメリカの4年制大学への進学は、通常、TOEFLの一定スコアが必要だったりして、日本人の留学生にとっては、敷居が高いケースも少なくありません。
なので、入学の敷居が低い2年制のコミュニティカレッジ(通称:コミカレ)に進学して、2年分の単位を取得して、4年制大学の3年次へと編入することがおススメです。
授業料の安いコミカレで単位を取得することで、全体の留学費用を抑えることができます。しかし、4年制大学への編入に際しては、GPA(Grade Point Average)という成績値を高く維持することも重要です。
ここでは、コミカレのQ&A、そしてコミカレで成功する方法を紹介します。
ボストン周辺の大学情報
ボストンは、アメリカ人が学生生活を一度は送ってみたいと思う町なのだそうです。
人口約70万人のボストンの町やその周辺には、約25万人もの学生が生活をしています。
その中には、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(通称MIT)といったノーベル賞受賞者を数多く出す名門が大学、バークリー音楽大学(音楽系)やエマーソン大学(メディア関係)といった各分野のトップスクールもあります。
そして、費用を抑えてボストンの大学への編入を目指すためのバンカーヒルコミュニティカレッジやクインシーカレッジといった2年制大学もあります。
ボストン周辺の大学を目指される方は、ぜひ、このページをチェックしてくださいね!
動画集
渡米した日本人留学生にとって、一番キツイことは、語学を半年~1年ほど学んだ後に、アメリカ人の学生と一緒にカレッジや大学で一緒に授業を受けなければなりません。
仮に入学難易度が低く、授業料も安いコミュニティカレッジ(通称:コミカレ)に進学した場合は、G.P.A.(Grade Point Average)という成績値を一定レベルでキープしないと、編入はできません。
私自身、アメリカ人の学生との英語力に大きな差がある中で、具体的にどの様な方法で成績を維持して、コミュニティカレッジから4年制大学へ編入をしたのかを動画で解説しています。
今後、アメリカの大学へ進学を検討される方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
プロフィール/アメリカ大学の受賞歴
●1975年、愛知県岡崎市生まれ。
●中学、高校と日本の教育で落ちこぼれる。
●アルバイト経験後、英検4級レベル(ペーパー方式TOEFL320点)で渡米。
●アメリカ屈指の教育の町ボストンで学ぶことの楽しさに気づく。
●Quincy College(州内でおそらく最も授業料が安いカレッジ)でリベラルアーツを専攻し卒業。
●マサチューセッツ州立大学ボストン校(University of Massachusetts Boston)で社会学を専攻
●1998年、National Honor Societyの全米の優秀学生に選出される。
●1999年、同大学の社会学部の代表で卒業。
●卒業後、約10年間、メーカーの海外営業などを経験。
●2008年から、グローバル人材の必要性を感じ独立。
自身のアメリカ大学留学の経験を、次世代に伝えたい!
20年以上前、私が、アメリカの大学に留学をしようと思っていた頃、「英語もろくにできないあなたの様な人間が、本当にアメリカの大学を卒業できるのか?」と周囲から言われました。実際に、海外旅行すらしたことのなかった私は、「アメリカで頑張って結果を出すしかない!」と思って、渡米した記憶があります。
インターネットが発達した今日であっても、多くのアメリカの大学留学を目指す人達は、同じ様な経験をしていると言います。
日本の大学の場合は、受験対策の参考書が沢山出版されて、受験生は受験対策を十分にした上で大学受験に臨むことができます。しかし、アメリカの大学留学の場合は、渡米してからゼロから自分でやり方を考えて行動しなければなりません。
「アメリカ大学留学・成功道」では、私自身が英検4級レベルから渡米し、トライ&エラーを繰り返し発見したアメリカの州立大学を学部代表になるまでの重要なポイントを、動画を通じて、包み隠さず紹介していきます。これからアメリカの大学留学で成功したいと考えている人達の力に少しでもなればと願っています。
a)なぜ、日本の落ちこぼれがアメリカの大学の学部代表になれたの?
私は、日本の中学や高校では、勉強が全然できませんでした。学習塾に通っていても、成績は全然伸びません。
その当時、心の中でいつも思っていたことがあります。
それは・・・
「こんな、受験のテクニックばかり勉強して、なんの意味があるのか?」
つまり、留学する前は、勉強をする動機を見つけることが出来ずにいました。
一方、アメリカの大学の教育では、勉強をする中で、常に「なぜだ?(Why?)」という質問が投げかけられました。
答えは、先生が生徒に教えるものではなく、「生徒自身が発見するもの」だということを発見しました。そして、もし、この世の中にまだ答えがないものがあれば、自分自身で答えを創造(Create)することもOKという教育がアメリカの大学にはありました。
私の場合は、日本の集団社会に馴染めなかったり、アメリカで生活をしていても人種差別の問題など、社会に関する疑問が、沢山ありました。
なぜ「この様な社会問題はあるのか!?」と常に頭の中で考えていました。なので、社会学をアメリカの大学で専攻することにしました。
アメリカの大学では、自分の関心のあるテーマを選んでリサーチすることができました。その結果、自然の英語の力も向上していきました。
日本では、日本語ですらプレゼンすることができなかった私ですが、アメリカの大学の授業では表彰される程の英語でのプレゼンができました。
ここで、お伝えしたいのは、深い疑問を持てるテーマを見つけることができれば、深い価値のあるリサーチが出来て、教授も私も満足できる結果になるということです。
日本では、資格や受験のノウハウ本が人気です。それは、あくまでゴールまでの手段です。しかし、アメリカの大学留学の成功に必須なものは、ノウハウの前に、自分が努力してでも知りたいことゴールや動機がはっきりと分かっているかだと、経験から思います。
【動画内容】
b)理にかなったアメリカの大学教育システムに救われた私
私は、高校を卒業した頃、アルバイトでガソリンスタンドや建築のアルバイトしかしたことがなく、アメリカの大学で、本当に何を勉強したいのかが分かりませんでした。
日本の大学の場合は、大学受験のタイミングで、入学後4年間の学部を決定しなければならないシステムです。しかし、アメリカの大学の場合は、自分の興味のある分野が未確定の場合は、1年生と2年生の間に、リベラルアーツという一般教養の学部で勉強することができました。
私は、マサチューセッツ州で一番授業料の安いと言われたQuincy College(クインシーカレッジ)でリベラルアーツの学部を選び、下記の様な授業を取りました。
【リベラルアーツ(一般教養)のコース内容】
・文学
・政治学
・アメリカの歴史
・社会学
・心理学
・生物学
・数学(代数学)
その中で、社会学を勉強するのが、一番楽しいと分かりました。なので、マサチューセッツ州立大学という4年制大学に編入して、3年生と4年生で社会学を専攻することができました。
もし、アメリカの大学に受験システムがあったとしたら、アメリカの大学で学部代表になるどころか、入学すらできていなかったと、私の場合は思います。
あと、アメリカの大学の場合は、英語が全くできなかった私の様な日本人留学生であっても、ステップを踏んで前進していくと、4年制大学であっても、きちとんと卒業できるシステムでした。
下記のケース1の様に、アメリカの大学に進学する前に、進学先を確定してしまうと、現地生活をする中で、方向性が変わったりすると進路変更が難しくなってしまいます。
なので、私の場合は、ケース2の様に、現地で生活する中で、コツコツと情報収集をしたりして、進学先の大学を決めていきました。このテーマに関しては、下記の動画で詳しく説明しています。
【動画内容】
c) アメリカの大学に入学後は100%自己責任の世界に変化
私の場合は、アメリカのカレッジに入学するまでは、ボストンの語学学校へ通っていました。そこでは、ヨーロッパ系やラテンアメリカ系の留学生が、沢山英語で発言をして、私は、彼らほど英語を話すことができませんでした。
そんな中、一旦、アメリカのカレッジへと入学してアメリカ人の学生の中に混じって授業を受けると、「私が日本人留学生だから・・・」という言い訳が通用しなくなりました。
1年前まで、英検4級レベルだった私が、英語が母国語のアメリカ人と同じレベルの結果を出さなければ、卒業ができない状況へと追い込まれてしまいました。
アメリカのカレッジでは、将来的に希望する4年制大学へと編入(Transfer)したり、卒業するには、一定のG.P.A. (Grade Point Average)という成績値を維持しなければなりません。2年制のコミュニティカレッジから4年制大学へと編入する場合は、英語にハンディがあったとしても下記のA評定かB評定を取ることが望ましいです。
アメリカの大学の場合は、仮にG.P.A.が低いと、他の大学への編入はおろか、卒業すらできない厳しい現実があります。
下記の動画では、英語力で大きなハンディがある中で、どの様にして私自身が、アメリカの大学で高い成績を取って、4年制大学へと編入できたかを説明します。
【動画内容】
1) G.P.A. (Grade Point Average)の基本的な考え方
2)語学力に制限がある中でG.P.A.を維持するポイント
3) Withdraw/Pass の使い分け
>>【説明動画】語学力に制限のある中で、アメリカ大学留学を成功させるポイント~前半~
4)大学の授業全体の特性を把握する
5)教授の特性を理解する事が、語学力をカバーできるポイント
6)教授との信頼関係の構築、「意志」「やる気」は重要
7)講義を録音して聞き直す習慣を付ける。そのやり方とは?
>>【解説動画】語学力に制限のある中で、アメリカ大学留学を成功させるポイント~後半~
d)最もハードな一般教養の単位取得をどう乗り切るか!?
「アメリカに大学留学して、何が一番たいへんですか?」と質問されることがあります。私の場合は、「コミュニティカレッジ(コミカレ)に進学して、リベラルアーツ(一般教養)の60単位を取得する時だったです!」と返答します。
海外生活をスタートして1年足らずの時期に、4年制大学への編入を実現するために、限られた英語力で高い成績を2年間キープし続け中ればなければなりません。
実際に、コミュニティカレッジのプロフェッサーが話す英語は、留学生向けのゆっくりなものではなく、ネイティブスピーカーのアメリカ人向けに話されるものばかりです。
そんな中で、1学期間に最低4~5教科(12~15単位)を取得しなければ、2年制大学を2年間で卒業することはできません。周囲の留学生の中には、授業についていけずに、単位を落として卒業を半年遅らせた人もいました。
下記に、私が具体的にリベラルアーツ(一般教養)のコースで高い成績を維持するために実践したポイントを動画で紹介します。
【動画内容】
1)ページ数が多く、文語表現の多い文学(Literature)コース
2)数学などの非言語コース
3)歴史、政治、心理学、社会学の入門コース
4)選択教科は、編入を考えてコース選択を
e)英論文を制する者がアメリカの大学留学を制す!
私は、Quincy Collegeというコミュニティカレッジに入学して、English Compositionという英作文のコースを受講しました。その時、1ページ程の英文エッセイを提出しました。プロフェッサーのメアリーの評価は、とても酷く、「あなたのエッセイに、評価すらあげられない!」というものでした。
その時、私は内心「これはヤバい! これじゃ、単位も取れず、卒業すらできないかもしれない。」と危機感を感じました。
日本の中学や高校の頃は、試験対策の教育しか受けてこなかった私にとっては、英語で文章を書いて、高い評価をえることが、とても困難に感じました。その教授は、私に再提出のチャンスをくれました。
そして、私は必死に、英文エッセイの書き方を調べたり、クインシーカレッジのチューターの先生に、文章をチェックしてもらったりして、エッセイを再提出することができました。
その結果、最高評定のAを取得することができました。下記が、私が、アメリカのカレッジで、はじめてA評定を得る事ができたエッセイの原本と和訳です。
アメリカのコミカレ(コミュニティカレッジ)と編入した先の4年制大学で合計120単位を卒業まで取りました。コース数にして40コースでした。そのほぼ全てのコースで、エッセイの提出がありました。
なので、いくら筆記試験で高いスコアを取っても、エッセイの評価が低ければ、アメリカの大学の卒業は、無理と言っても過言ではないです。
下記の動画では、私がコンスタントにアメリカの大学で高い評価を得るエッセイを完成できるに至ったポイント紹介します。
【動画内容】
1)人の心を打つ文章が、語学力の劣る留学生の突破口!
2)社会学部のHonor になったリサーチペーパーのポイント
3)チューターの有効活用でペーパーの質が決まる
まとめ
今日でも、アメリカの大学への留学を実現したにも関わらず、途中で成果が出ずに帰国してくる日本人の若者もいると聞きます。
この大学留学というのは、金銭的にも労力的にも、これまでの日本での生活とは比較にならない程、大きなものであることは間違いありません。
それにも関わらず、日本では、「海外経験ゼロの人の目線」や「英語が苦手な人の目線」でアメリカの大学留学で成功するためのポイントを徹底的に紹介しているモノが圧倒的に少ない気がします。
私が、この私自身の「アメリカ大学留学・成功道」でお伝えしたい事は、小手先の、アメリカの大学の入学方法や単位取得のテクニックだけでなく、アメリカという言葉も価値観も異なる国で、アメリカ人以上に日本人が高い評価を得るために必要だったポイントも余す所なくお伝えします。
下記のリンクからは、「英検4級レベル」➡「アメリカの大学の学部代表」まで私が実践した内容を具体例を交えて紹介しています。
誰でも自由にご覧いただけます!
あと、アメリカの大学留学に関して、ご質問などございましたら、お気軽にお問合せください↓