【目 次】
条件付き入学でアメリカの大学へ進学するポイント
1)条件付き入学とは?
条件付き入学は、英語でConditional Admission(コンディショナル・アドミッション)といいます。FLS InternationalやThe New England School of Englishといった多くのプライベートの語学学校は、全米に多くの提携大学を持っています。それらには、2年制大学や4年制大学、時には大学院も含まれます。
各提携大学が、留学生に対して提示する英語レベルの条件を、語学学校の授業でクリアすることで、英語検定試験のTOEFL(Test of English as a Foreign Language)の公式スコアを提示しなくても大学への入学が許可されます。
例えば、FLS Internationalでは集中英語コースのレベルが入門から上級まで18あります。もし、あなたがレベル14をパスできれば、通常、留学生が大学進学をする際に提出を求められるTOEFLの公式スコアが免除されます。レベル14でTOEFL免除の大学は、Fisher College(私立2年制/4年制大学)やBunker Hill Community College(州立2年制大学)などが含まれます。
実際に、この様なプライベートの語学学校を通じて、一定の英語レベルをクリアすることで入学できる仕組みを条件付き入学(Conditional Admission)を利用して大学進学をする留学生は多くいます。
2)語学学校の条件付き入学制度を利用する3つのメリット
日本人が、アメリカの大学に進学する方法は、大きく分けると2つあります。
1つは渡米前に、進学大学へ申し込むやり方です。そして、もう1つは、現地の語学学校に通い、英語力を高めながら進学先を明確にする方法です。語学学校から条件付き入学(Conditional Admission)を活用して進学する3つの利点を紹介します。
➊あなたにとって最適の学校が見つかる
日本でインターネットで進学先を検索したり、留学カウンセラーに相談しても提供されるアメリカの大学に関する情報は限られます。それは、アメリカには2000以上もの大学機関が存在するためです。
ボストン留学サポートが紹介する語学学校では、大学進学専門のスタッフがいます。彼らは、毎年多くの留学生をアメリカの大学に送り出しています。条件付き入学のある提携大学だけでなく、全米に2000近くあるアメリカの2年制大学や4年制大学の中から志望大学への入学サポートをしてもらえるケースもあります。
学びたいフィールド、入学の難易度、費用などをもとに、現地の語学学校の大学進学スタッフと相談することが可能です。
FLS Internationalでは、Fisher College(私立2/4年制大学)やCambridge College(私立4年制大学)といった提携大学の担当者が語学学校のキャンパスを訪問し、説明会を開催しているともいわれます。実際に、現地で大学の担当者と英語でコミュニケーションすることで、自分に合った進学先が見つかる可能性が増えます。
もちろん、あなたから大学を訪問するのもウェルカムです!
➋大学への入学手続きをサポートしてくれる
アメリカの大学に入学するには、申込書(Application form)の他にも、日本の高校や大学の成績証明書(official transcript)、志望動機(personal statement)、銀行の残高証明書(Bank statement)などの書類を期限までに提出しなければなりません。もし、必要書類に不備があったり、期限までに提出されなければ、入学時期が半年遅れてしまうケースを招きます。
語学学校によっては、きちんと責任をもって、条件付き入学が実現できるサポートをしてくれます。なので、留学生は、進学したい提携大学が求める語学学校のレベルに達することだけに集中できます。
➌渡米前に仮入学書(Conditional Acceptance)を入手できる
海外経験がなく、英語でアメリカの大学の授業についていけるか心配な方も、日本には多くおられます。その様な方は、よく1校でもよいので、確実に入学が担保されている大学を確保した上で渡米したいと言います。
当サポートの提携する語学学校では、渡米前に、簡単な必要書類を提出頂くだけで、アメリカの大学が発行する仮入学書(Conditional Acceptance)を手にすることが可能です。
その結果、アメリカでは、より英語の勉強に集中することができます。
ただ、仮入学書(Conditional Acceptance)を受け取ったからといって、その大学に進学しなければいけないというルールはありません。もし、現地でより自分にあった大学が見つかれば、そちらの大学へ進学するのは自由です。
3)英語力は、どれくらい必要?
●出発前の英語力は?
多くの日本人は、中学や高校の英語の勉強を通じ、文法や英文読解はある程度できます。しかし、リスニング、スピーキング、そしてエッセイを書くライティングスキルは、ほとんどない方が多くおられます。
現地の語学学校で、初日に受けるクラス分けテスト(placement test)を受けると、初級(elementary level)から(pre-intermediate level)初中級でスタートする留学生の方が多いのが現状です。
●渡米後、大学入学までの英語力は?
語学学校では、4週間で1つのレベルをアップしていきます。文法に加え、読解力(reading ability)、筆記力(Writing ability)、会話力(Speaking & Listening ability)を総合的に学びます。
真剣に授業に取る組めば、中級からスタートする留学生の方は、5~8カ月ほどで上級レベルまで到達できます。初級や初中級の方は上級に上がるまでに9~12カ月必要とします。
4)条件付き入学で大学進学するまでの費用は?
アメリカの大学へ条件付き入学をするまでの費用は、語学学校へ滞在する期間によって異なります。FLS Internationalボストン校の価格にて概算を算出しましたので、ご参考になさって頂ければ幸いです。
※年度によって授業料や滞在費用は異なります。また、お申込み時期によっては10~20%程のディスカウントが受けられるケースもあります。詳細な価格をご確認されたい方は、お気軽にお問合せください。
A)渡米前に英語力が初級の方(9~12カ月)
初級の英語レベルの方は、大学の授業についていくために必要な文法やボキャブラリーなどの基礎から学びます。英語でシンプルな日常の会話が理解できる様になった後に、大学の授業で求められるプレゼンやエッセイの書き方などを学びます。
48週間の留学費用例
授業料 (集中英語コース) |
1,700,000円 |
---|---|
特別ディスカウント 授業料15%OFF |
-255,000円 |
二人部屋ホームステイ (朝食・夕食付き) |
1,200,000円 |
アプリケーション代 | 15,000円 |
空港送迎代 | 13,000円 |
ハウジング プレイスメント代 |
20,000円 |
学生ビザ申請費用 | 41,000円 |
海外留学保険費用 | 260,000円 |
地下鉄定期カード代 | 80,000円 |
ランチ費用 | 300,000円 |
お小遣い | 500,000円 |
【合計費用】 | 3,874,000円 |
B)渡米前に英語力が中級の方(5~8カ月)
中級の英語レベルの方は、英語でのコミュニケーションは、大まかにできます。しかし、大学での講義で求められる複雑な構造の文章や専門的なボキャブラリーは持ち合わせていません。アメリカの大学への進学をする前に、それらをしっかり身につけます。
24週間の留学費用例
授業料 (集中英語コース) |
970,000円 |
---|---|
特別ディスカウント 授業料15%OFF |
-145,500円 |
二人部屋ホームステイ (朝食・夕食付き) |
600,000円 |
アプリケーション代 | 15,000円 |
空港送迎代 | 13,000円 |
ハウジング プレイスメント代 |
20,000円 |
学生ビザ申請費用 | 41,000円 |
海外留学保険費用 | 150,000円 |
地下鉄定期カード代 | 43,000円 |
ランチ費用 | 150,000円 |
お小遣い | 250,000円 |
【合計費用】 | 2,100,000円 |
C)渡米前に英語力が上級の方(1~3カ月)
上級の英語レベルの方は、それほど語学学校で長い期間学ぶ必要はありません。ただ、現地の生活に慣れるという面で1~3カ月ほどアメリカで生活するのもよいでしょう。
条件付き入学で進学する大学によっては、大学の力がないケースもあるので、語学学校の期間中に見つけるのもよいでしょう。
4週間の留学費用例
授業料 (集中英語コース) |
170,000円 |
---|---|
特別ディスカウント 授業料10%OFF |
-17,000円 |
二人部屋ホームステイ (朝食・夕食付き) |
100,000円 |
アプリケーション代 | 15,000円 |
空港送迎代 | 13,000円 |
ハウジング プレイスメント代 |
20,000円 |
学生ビザ申請費用 | 41,000円 |
海外留学保険費用 | 25,000円 |
地下鉄定期カード代 | 8,500円 |
ランチ費用 | 30,000円 |
お小遣い | 40,000円 |
【合計費用】 | 450,000円 |
5)実際に、どんな大学に進学可能なの?
条件付き入学を活用して進学できるカレッジは、2年制のコミュニティカレッジ、一部の4年制大学です。
語学学校によって、提携先は異なります。西海岸のカリフォルニア州やワシントン州に提携大学が集中する語学学校がある一方、マサチューセッツ州やニューヨーク州などの東海岸に提携大学が集中するところもあります。