アメリカのコミュニティカレッジ(コミカレ)のコース例➎
英作文コース(English Composition)
●コース名、成績、単位数
※単位の取得時期:1年生の後期(春学期)& 2年生の後期(春学期)
●どんなコースだった?
私が通っていたカレッジでは、English Compositionという英作文のコースを2コース(6単位)取得することが卒業するためには義務付けられていました。このコースは、英作文といっても、英語を母国語としない留学生が対象ではなく、英語が母国語のアメリカ人が受ける為に作られたコースでした。それだけに、英語力が不十分な私にとっては、決して楽なコースではありませんでしたが、多くのカレッジで必要とされる英作文の技術を学ぶ事ができました。
●留学前の私は日本語の作文を書く事も不得意だった
ちなみに、私の場合、留学する前、日本の高校では、ほとんど日本語でも作文を書いた事がありませんでした。書いたものといえば、中学校や高校の読書感想文などでした。文章を書くといっても、体系的にルールを学んだという訳ではなく、常に自己流で感想文を書いていました。その結果、私は日本では、一度も評価されるレベルの作文を書けた事はありませんでした。
●English Compositionのコースで学んだ事は?
私は、このコースを通じてAcademic writing (アカデミックな書き方)の基礎を学びました。例えば、基本的な英作文、さらに授業でのプレゼンテーションにおいても、下記の3つのパートによって全体が構成されているという事も私はアメリカのカレッジで知りました。
英作文の基本はEnglish Compositionで習得した
上記のようなポイントをきちんと理解していれば、仮に1枚のショートエッセイであっても、40枚近いロングエッセイでも、同じ要領で文章を構成することができることを発見しました。その事は、私が4年制大学へ編入して多くの論文提出が求められる様になってから大きな助けとなりました。